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2008/09/07(日)
8月雇用統計 米労働省が5日発表した8月の雇用統計(季節調整済み)によると、失業率(軍人を除く)は前月より0.4ポイント高い6.1%に急上昇し、2003年9月以来、約5年ぶりの水準に悪化した。非農業部門の雇用者数も前月に比べ8万4000人減少し、8カ月連続マイナス。国内需要の不振から、主要業種全般で米雇用情勢は一段と悪化している。
 市場予測の平均は失業率が前月と同じ5.7%、雇用者数が7万5000人の減少。結果はともに予想より悪い内容となり、米景気の先行き不安が強まりそうだ。

 失業率の上昇は非雇用者の増加が主因。8月の失業者数は約940万人となり、前月に比べ約59万人増えた。失業率は16歳から19歳までが18.9%、20歳から24歳までが10.5%と、若年層での悪化が目立っている。
 雇用者数の8カ月連続マイナスは、01年3月から02年5月まで1年3カ月連続で減少した時期以来。今年6月の雇用者数もこれまでの5万1000人減から10万人減へと大幅に悪化方向で修正。7月も5万1000人減から6万人減に修正された。
 1月から8月までの8カ月間で米雇用者数の減少は計60万5000人に達した。月平均7万6000人のペースで雇用が失われている。
 IT(情報技術)バブルの崩壊で1年3カ月にわたって雇用減が続いた2001年から02年に比べると、今回の減少ペースは緩やか。当時は20万−30万人程度減る月があった。だが8月は雇用の減少幅が拡大。景気後退への懸念が再び高まる可能性がある。

8月業種別雇用増減

 8月の数字を業種別にみると住宅関連の木材、家具製造はともに7000人減。自動車・部品メーカーは3万9000人減。小売部門では自動車・部品販売で1万4000人減り、消費不振が雇用の悪化にはね返っている。

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