2008/11/26(水)

26日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落。大引けは前日比110 円71銭(1.33%)安の8213円22銭だった。25日の米株式市場で主要な株価指数が高安まちまちとなり、買い手控えムードが強かった。外国為替市場で円相場が前日夕に比べて上昇し、円高が業績悪化につながるソニーやトヨタなど主力の輸出関連株が値下がりした。米時間26日に発表予定の米新築住宅販売件数などの経済指標の内容や、米株動向を見極めたいとの指摘が多く、投資家の動きは総じて鈍かった。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに下落。米連邦準備理事会(FRB)が25日に最大8000億ドル(約77兆円)の追加金融対策を発表したが、同日の米株が不安定な値動きで推移したこともあり、東京市場で特に買い材料視する声は目立たなかった。
東証1部の売買代金は概算で1兆3343億円、売買高は同16億6744万株と低水準だった。値下がり銘柄数は全体の約70%に相当する1198、値上がりは407、変わらずは102だった。TOPIX業種別株価指数(33業種)では、保険、パルプ・紙、倉庫、通信、ゴムなど6業種が上昇し、証券、輸送用機器、精密機器、銀行、その他金融、医薬品、卸売業など28業種が下落した。
円高を受けてキヤノン、HOYA、ソニー、京セラ、などの電機・精密株が売られ、トヨタ、マツダ、ホンダなどの自動車株が安い。米銀大手シティグループの救済策発表を受けて昨日買われた三井住友等の銀行株は反落したが、追加金融対策をうけて三住友海上、損保JPNなどの損保株は続伸した。先週末にデリバティブで評価損が発生する見通しと発表したサイゼリヤは本日もストップ安売り気配となっている。円高・原油安を受けて王子製紙、日本紙などの製紙株が買われ、浜ゴム、洋ゴム、ブリヂストンなどのタイヤ株が高い。エルピーダは値幅制限の上限(ストップ高)の水準まで上昇した。
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