日本の株式市況とNYの株式市況や株式市場ニュース、世界金融危機の関連ニュース、経済関連用語の説明などを日々まとめるブログ

2008/11/28(金)
 東京証券取引所が28日発表した11月第3週(11月17−21日)の投資部門別売買動向(東京・大阪・名古屋3市場、1・2部と新興企業向け市場合計)によると、外国人が6週連続で売り越した。売越額は5360億円で前の週(3600億円)に比べ大幅に増加し、3月第2週(9226億円)以来の高水準に膨らんだ。この週の日経平均株価は円高進行や米株式相場の下落を嫌気して551円下げた。20日には米ダウ工業株30種平均が400ドル以上下落し、5年8カ月ぶりの安値を付けた。リスク許容度が一段と低下した海外勢から日本株に換金売りがかさんだとみられる。もっとも、市場では「相場水準に関係なく売るようなパニック的な動きはヤマを越えた」(大和総研投資戦略部の土屋貴裕上席課長代理)との声も聞かれた。

 証券会社の自己売買部門は7週連続で売り越し。売越額は2751億円で、前の週(807億円)から大幅に拡大した。
 一方、信託銀行は10週連続で買い越した。買越額は4301億円で前の週(1248億円)から大幅に拡大。東証によれば、信託銀行の買越額は1998年4月第一週の4833億円に次ぎ過去2番目の規模という。市場では「日経平均の下落過程で公的年金による買いが入ったほか、事業法人による信託方式の自社株買いが膨らんだ」との指摘が出ている。事業法人の買越額は1222億円と07年8月第4週(2224億円)以来の高水準だった。個人は9週連続で買い越し。買越額は1997億円と前の週の2502億円から減少した。

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