日本の株式市況とNYの株式市況や株式市場ニュース、世界金融危機の関連ニュース、経済関連用語の説明などを日々まとめるブログ

2008/12/02(火)
 2日の東京株式市場日経平均株価は大幅に続落した。大引けは前日比533円 53銭(6.35%)安の7863円69銭で安値引け。11月21日以来6営業日ぶりに8000円を割り込み、同20日以来の安値を付けた。1日の米株の急落や外国為替市場での急速な円高・ドル安をきっかけに、トヨタやキヤノンなど輸出関連株中心に業績悪化懸念が強まり、海外投資家の換金売りに押された。下値には公的年金や個人投資家が値ごろ感からの買いを入れたというが、ビッグスリー(米自動車大手3社)の再建計画の提出期限を間近に控え、追随買いはみられず、相場全体の下支え効果は限られた。東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落。

 日経平均の2日間の下げ幅は648円となった。欧米や中国で1日、製造業の景況感悪化を示す指標が相次いで発表され、投資心理を冷やした。雇用情勢や企業の資金調達環境の悪化、政治の混迷など国内要因も買い控えにつながった。大引けにかけては、戻りの鈍さを嫌気した売りが株価指数先物に出て、日経平均は下げ幅を広げた。トヨタやパナソニック、ソニー、野村など主力株が相次いで年初来安値を更新した。
 日銀はきょう開いた臨時の金融政策決定会合で企業の資金繰り支援の新たな対策を決めたが、株式市場の反応は限定的だった。
 東証1部の売買代金は概算1兆4026億円、売買高は同18億8919万株。東証1部の値下がり銘柄数は1516、値上がりは154、横ばいは41だった。TOPIX業種別株価指数(33業種)では、電気ガスのみが上昇、鉱業、保険、証券、ガラス土石、海運、卸売など32業種が下落した。
 WTI原油先物安や円高などを背景に、電力・ガスが堅調に推移した。中でも東京ガス、大阪ガス、東邦ガスなどの逆行高が目立った。ニトリ、ABCマート、ぐるなびなど消費者の節約志向に関連した内需株の一角は上昇。反面、景気敏感株・外需依存度の高い銘柄群を中心に大幅に値を下げた。本日、米国で11月の国内自動車販売発表が控えており、警戒感の高まりからトヨタ、ホンダが軟調に推移したほか、ファナックも大幅安となった。また、ユーロに対しても円高傾向になっていることから、ダイキン、テルモなど欧州に収益基盤を築いていた銘柄の下げもきつい。11/27大引け後に発行済み株式総数の4.22%に相当する800万株を上限に自社株買いを行う計画を発表し買い物を集めていた京セラも7%近くの下落。最大4100億円の劣後資金の調達を発表し、1株利益の希薄化懸念が浮上した野村HDは年初来安値を更新。薄膜リチウムイオン二次電池の量産技術を開発したと発表したアルバックは、値幅制限の上限(ストップ高)まで買われた。

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